お父さん!低学年の子供とキャッチボールをするときは座りましょう!

 

 

目線

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

今回は「お父さんが低学年の子供とキャッチボールをするときの注意点」について考えたいと思います。

 

 

 

日曜日の公園によくある風景
小さな子供とお父さんのキャッチボール

 

男の子を持ったお父さんならば誰でも一度はやってみる子供とのコミュニケーションだと思います。

 

 

でもよく見ると・・・

 

 

ほとんどの子供が、肘が下がった投げ方をしていますね

 

 

いや、いいんですよ。
遊びでやってるだけなら、何も問題ない。
子供とお父さんの楽しい時間なのですから、他人がどうこういう事では全くありません。

 

でもね・・・
もし、その子が野球をしていたり、あるいは将来その子に野球をさせたいのであれば、ちょっと気を付けたほうが良いです。

 

肘が下がった投げ方が癖になってしまうと、本格的に野球を続けた場合に怪我につながりますから

 

 

 

では、なぜ子供の肘が下がっているのか?

 

大きな理由が一つあります。

 

それは子供の目線

 

 

例えば、小学校1年生の男の子だと、身長は平均で115cmくらい。
それくらいの子供が、例えば175cmのお父さんとキャッチボールとすると、その身長差はだいたい60cm。

 

60cmも身長が低い子供が大人の胸にボールを投げようとすると・・・

 

 

「下から上」

 

 

そう。
下から上に投げることになります。
これでは肘が下がってしまうのは無理もありません。

 

 

だから、お父さんは、小さな子供とキャッチボールするときは、子供の目線を下げてあげましょう。

 

 

座って受ける

 

 

これで、だいぶ変わります。
もちろん、肘が下がっている理由は目線の問題だけではなく、そもそも体の使い方がわかっていないことにも理由はあるはずです。
でも、目線を下げてあげることで、肘下がりの大きな原因がひとつ減るわけです。
だから、座るべきなのです。

 

いや、大変ですよ?そりゃ。

 

構えたところにズバズバ来るわけではありませんから。
なんども暴投を捕りに走らなければいけないでしょう。

 

でも、だからといって、立って受けて子供に肘下がりの癖を定着させるくらいならキャッチボールなんかやらないほうがマシ(その子が将来本格的に野球をやるのであれば)。

 

 

だからお父さん

 

大変だけれども、子供が小さいうちは、座ってキャッチボールをしましょう!

 

参照文献⇒「新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術

 



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