失敗を許さない指導者は選手を成長させない【ダルビッシュ有投手に学ぶ】

 

 

 

許す

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

今回はメジャーリーガーであるダルビッシュ有選手から学んだ失敗を許す指導について語りたいと思います。

 

 

 

先日、ダルビッシュ有選手がこのようなツイートをしました。

 

 

 

 

 

 

「あっ・・・」

 

 

 

私は思わずリプ

 

 

 

 

 

私は長年少年野球に保護者として関わってきました。
その過程で、どうすれば少年野球界がもっと良くなるかをずっと考えてきました。

 

でも・・・
この発想はなかったですね〜

 

 

これはほんとイイ!

 

 

実績のあるプロ野球選手でも上手くいかなくなることがある。
ましてや小学生なんて・・・
上手くいかないのが普通です。

 

だからこそ、少年野球チームの監督は子供の失敗を認めたうえで指導していただきたい。

 

 

息子が最初に入ったチームの監督は失敗を許さない監督でした。

 

エラーをしたら交代
三振したら交代
三振が続けばバッティングフォームを変える(なぜだかノーステップ打法が好きな監督でした。新チームになるとレギュラーのほとんどがノーステップになります)

 

これはね・・・良くないと思いますよ。

 

失敗してすぐ交代では、プレーが怖くなります。
守備では「俺のところに飛んでくるな・・・」と思うでしょう。
打席では「ヒットなんて打てなくてもいいからとにかく当てよう・・・」とバッティングが小さくなります。

 

とにかく気持ちが消極的になってしまいます。

 

 

これでは上達しませんよ?

 

 

三振したって、いい振りをしてたらナイススイング!で良くないですか?
エラーしたら打って取り返せ!と教えるべきでしょう。

 

プロ野球選手でも失敗するのです。
小学生が失敗しないわけありません。

 

大事なことは、失敗した後にどうすべきか
それを考えさせることが子供の成長につながるのではないでしょうか?

 

 

試合中でもできることはあります。

 

「1打席目はタイミングが合ってなかった。次の打席が回るまでにピッチャーの球筋を良く見よう!」

 

「僕のエラーで1点失った。次の打席ではなんとしても塁に出て、ホームに帰ってくるぞ!」

 

 

試合後にもできることがあります。

 

「練習が足りないから打てないんだ。よし!今日から相手のピッチャーの球筋をイメージしながら素振りをしよう!」

 

「自信がないからエラーをしてしまう。よし、お父さんに頼んで毎朝ノックしてもらおう。これだけやったんだから大丈夫!と思えるくらいに努力しよう」

 

 

このようなメンタルを野球を通して育てるのです。

 

 

 

挑戦→失敗→反省→努力→成長

 

 

 

野球に限ったことではないと思います。
人生のあらゆる場面で当てはまることだと思います。
人間は失敗から学ぶのです。

 

 

それなのに、一度失敗したら終わり、なんて・・・
そんなのは教育ではないですよ

 

 

 

少年野球の指導者の皆様

 

子供の失敗を許しましょう
失敗から学ばせるという指導をしましょう

 

目先の勝利よりも、子供を大きく成長させる

 

そこに、少年野球の本当の意義があるはずです

 

 

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