公園でのボール遊び禁止!じゃあ誰が野球の楽しさを教える?
野球は楽しい!
こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。
僕は昭和の子供でした。
昭和の子供たちはみんな公園や学校の運動場に集まって野球をしていました。
野球は遊びでした。
野球は楽しいものでした。
みんな野球が大好きでした。
「もっと本格的に野球がしたい!」
たくさんの子供たちがそう思い、野球チームに入りました。
そこには厳しい野球が待っていました。
でも、僕たちはすでに野球のとりこ。
だから、少しくらい厳しい練習でも野球を嫌いになることはありませんでした。
しかし・・・
時代は大きく変わりました。
公園はボール遊び禁止です。
学校の運動場でも軟式ボール、ソフトボール禁止。
子供達は遊びの野球ができなくなりました。
これでは野球を好きになるきっかけがありません。
そんなに危険ですかね?
昭和の時代、みんな公園で野球してましたよね?
何か問題ありましたっけ?
でも・・・稀に事故も発生するようです。
学校の運動場で子供たちが蹴ったサッカーボールが外に飛び出て、バイクに乗っていた人が転んで死亡したという事故も確かにありました。
誰が責任とれるんだ?って話になりますよね。
亡くなった方の命はもう戻りませんから。
公園付近に住んでいる人からのクレームも激しいのでしょう。
そんな面倒なことで公務に支障が出るのは嫌でしょうね。管理している側にとっては。
だから、公園、運動場での野球禁止はこれからも続くのでしょう。
野球くらいさせてあげろよ!と思いますけど、一部の大人達が声を上げても状況は変わりません。
自分たちがコントロールできないことに思い悩むのは時間の無駄です。
だから、できることを考えましょう。
このサイトを閲覧してくださっている人の多くは野球が好きな人だと思います。
少年野球の関係者も多いでしょう。
野球人口の減少を食い止めたいと思っている方がいるはず。
だから考えましょう。
少年野球を衰退させないために、私たちができること。
それは、子供達に楽しい野球との出会いを与えてあげることです。
野球チームがあるのなら、そこを楽しい野球との出会いの場≠ノしましょう。
まずは監督さん。
低学年の子に厳しくするのはやめましょうね?
それから長い試合をベンチ前で見せるだけなら、試合には連れていかず別行動で野球遊びをさせませんか?
→「監督!低学年の子には野球の楽しさを教えてください!運動神経を育ててください!」
それから上級生になっても下手な奴は使わない!≠ヘやめましょうね?
→「監督、子供達を育ててますか?」
試合に勝つことよりも、
チームの子供たち全員を野球好きのままで卒団させること。
次のステージの野球につなげること。
これが一番大切なことだと私は思います。
そして、チーム関係者の皆様。父兄の皆様。
あなた方のチームが素晴らしいチームならば、子供たちをチームに誘いましょう。
野球を好きになるきっかけを与えてあげましょう。
→「少年野球チームの部員募集戦略」
野球人口減少の背景には構造的な問題があります。
でも、我々小市民がそこをどうこう言っても変わりません。
現場からできること。
それをコツコツ続けるしかないのです。
あなたが好きな野球界のために
私が好きな少年野球のために
本気出して、がんばりませんか?
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