小学校高学年の子供のための野球チームの選び方

 

 

花の咲く場所

 

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

 

今回は「小学校高学年の子供のための野球チームの選び方」について持論を語りたいと思います。

 

 

なお、「子のため親のための少年野球チームの選び方〜総論」を読まれていない方は、まずはこのページから読んでください。

 

 

 

野球経験がない小学校高学年の子供の場合

 

 

その子が6年生になった時に試合に出られる状況にあるかを見極める

 

 

このことがとても重要だと私は考えます。

 

野球チームの監督は2〜3年先まで見据えてチーム作りをしています。
今年のチームは6年生中心で戦っているとしても、来年、再来年は現5年生、4年生が中心となって戦うことになります。
そこで監督は現時点から来年、再来年のレギュラー、ポジション、打順などの構想を練って下級生への指導を行っているのです。

 

そのようなチーム作りをしているところへ、例えば野球経験のない5年生が入団したとして、果たしてその子は6年生になった時に試合に出場することができるのか?

 

ここを考えてください。

 

 

ほぼ来年のレギュラーが決まっており、そこに割って入る力がなさそうであれば、そのチームは避けるべきだと思います。

 

 

4,5年生の時であれば補欠を経験することも良い経験になるでしょうが、6年生になってもずっとベンチを温めるという状況では・・・

 

子供はおもしろくないですよね。
いくら練習をがんばっても試合に出るという経験を積めないのであれば大きく上達することは難しいし、野球への興味を失ってしまうでしょう。
卒団の時には「入らなければよかった・・・」ということにもなりかねません。

 

ですので、野球経験のない小学校高学年の子供が野球チームに入るのであれば、同級生の数が少ないチームを選ぶなど、将来試合に出場できる可能性があるところを選ぶべきです。

 

 

また、前のページでも書きましたが、経験のない子を入れるのであれば、その前に親がきちんと現代の野球理論を学んで、子供に最低限度の基本動作を教えてから入団させましょう。
そうしないと、子供が惨めな思いをすることになりますから。

 

 

 

野球経験が十分な子供や運動能力が高い子供の場合

 

 

例えば、もともとチームに所属して野球をしている子供が、親の転勤などの理由でチームを変わることがあります。
あるいは、もともと運動神経が良く、何をやっても上手くて、そして高学年になって野球チームに入るという子供もいます。
あるいは、ソフトボールや軟式野球をやっていて、高学年になって硬式野球チームに変わるというケースもあります。

 

このように、野球経験が十分にある子供やもともと運動能力が高い子供であれば、レベルの高い野球チームに入る、という選択肢もあるでしょう。

 

 

ただし、レベルの高いチームは小学生のチームとはいえ、その辺の中学生のチームよりも強かったりします。
中学生に負けない野球技術を持っている選手がゴロゴロいるのです。
その子達との厳しい競争が待っています。

 

体力面でも精神面でもそうとうタフでないとついていけません。

 

また、このような強豪チームは大抵勝利至上主義≠ナす。
勝利至上主義≠ノは多くの弊害があります(→「脱・勝利至上主義!少年野球は子供達の成長のためにある!」)。
だから、私テックロは勝利至上主義が嫌いです。

 

しかし、子供自身が勝利至上主義の弊害を理解したうえでそれでも厳しい環境で野球をしたいというのであれば、それは誰にも止めることはできないでしょう。
実際、プロ野球の世界で活躍している選手達の多くは、少年時代にそのような厳しいチームでプレーしていたのでしょうから。

 

 

ただ、このサイトで何度も訴えており耳にタコができているかもしれませんが、しつこく言わせてもらいます。

 

 

勝利至上主義のチームでは、将来を有望視されていた多くの選手が怪我で潰されています
怪我さえなければプロ野球選手になっていたはず、と言われるような選手はたくさんいるのです

 

 

 

子供が本当にそのリスクを十分に理解しているのか?

 

小学生時代に強豪チームを経由することだけがプロ野球選手になる道ではないことを知っているのか?

 

 

 

この点だけは親御さんがきちんと確認してあげてください。

 

 

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