小学校低学年や野球初心者の子供のためのチームの選び方と入団前の準備

 

 

未成熟

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

 

今回は「小学校低学年や野球初心者の子供のためのチームの選び方と入団前の準備」について持論を語りたいと思います。

 

 

なお、前ページの「子のため親のための少年野球チームの選び方〜総論」を読まれていない方は、まずは前ページから読んでください。

 

 

 

低学年と高学年の子供をきちんと分けて指導していないチームは避けるべし

 

 

同じ小学生でも低学年の子供と高学年の子供とでは心身の成長の程度が全く違います。
子供に適切な指導をするためには、この差をきちんと理解しておくことが不可欠です。

 

しかし、残念なことに、低学年の子供と高学年の子供を明確に分けずに指導しているチームも多く存在します。
このようなチームはとても危険です。

 

 

長時間のキャッチボールやノックで低学年の子供は肘・肩を痛めるリスクがあります。
夏の練習では熱中症で倒れるリスクがあります。
低学年の子供は体力的にまだまだ未熟なのです。
そこへの配慮のない指導者の下で野球をさせるのは本当に危険です。
取り返しのつかない事態を招くこともあるのですから。

 

 

また、練習中に集中していない低学年の子供にまで厳しく叱りつける指導者もいます。
これも絶対にダメです。

 

小学校低学年は脳が著しく成長している時期であり本能的に外界の様々な情報を求めています。
例えば、練習中に虫が飛んで来たらそっちに脳が反応してよそ見をしてしまいます。
一つのことに集中していない状態こそが健全に育っている証拠なのです。

 

そのことを理解せずに、「集中しろ!」などと怒鳴る指導者はダメ。
子供の脳が委縮するという極めて恐ろしい結果になりかねません。
別のチームを探しましょう。

 

 

低学年の子供に十分に練習させていないチームも避けるべし

 

 

逆に、低学年の子供にあまり練習させないで、放置しているに等しいチームもあります。
例えば、毎週日曜日は試合を組んで、その試合に出るのは上級生のみ。
低学年の子供はいつも試合を応援しているだけ、というチームも珍しくありません。

 

これでは子供は全く上達しないし、おもしろくないですよね。
友達と公園で鬼ごっこでもしている方がよっぽどマシです。
神経系の発達が著しいゴールデンエイジなのですから。

 

公式戦に上級生が出るのは当然ですが、低学年の子供をチームに受け入れるのであれば、低学年のための練習試合も組むべきです。
普段の練習もレギュラーだけでなく、低学年も別メニューでしっかり練習させるべきです。

 

それができていないチームだったら、低学年の子供を入れても無意味なので避けましょう。

 

 

 

入団前の準備〜入団前にある程度、野球の基本動作を教えるべし

 

 

以上が、低学年の子供のためのチームの選び方ですが、これに合わせて、低学年または野球初心者の子供をチームに入れる前にやっていただきたいことをお話しします。

 

それは、野球の基本動作をある程度子供に教えてから入団させること。

 

親御さんの中には「全く野球経験はないけれど、チームの指導者が一から手取り足取り教えてくれるはず」と安易に考えておられる方もたまにいるようです。

 

しかし、それはちょっと甘い。
子供にとって良いことではありません。

 

 

第一印象が悪いと、その後の努力を見てくれない

 

 

まず、子供の能力を第一印象で決める指導者もいます。
いる、というより誰だって第一印象である程度その人がどういう人物かを決めてしまうものだと思います。

 

私が見てきた監督の中にもそのようなタイプの指導者はいました。
体験会の時に動きが良い子がいたら、「おっ、この子は来年ショートで使えるな」などといって、実際にその通りになったりします。
逆に、「こいつはちょっと・・・」と思われたら、ずっと補欠組で練習させられて、その後がんばって上達しても、その努力を見てくれません
ずっとレギュラーになれないのです。
そうなりがちなのです。

 

これでは子供がかわいそうですよね。

 

なので、低学年の子供や野球経験のない子供をチームに入れるのであれば、親がある程度子供に野球の基本動作を教えてあげるべきです。

 

といっても、自分の経験だけで教えるのは逆に子供に悪影響を与える危険がありますので、最低限度の勉強をしたうえで教えてあげましょう。
低学年や野球初心者が学ぶのにふさわしいDVDがありますので、これを参考にしてください。
→「小学生・初心者におすすめの野球DVD教材

 

 

 

基本ができていない子供には昭和の野球オヤジが近づいてくる

 

 

また、基本動作ができていない子供が入団してくると、見るに見かねて¢シの子供のお父さんが指導してくることが多々あります。

 

これが良くないのです。

 

指導しているお父さんは良かれと思って≠サうしているのですけれど、その指導方法が間違っていることがとても多い。

 

例えば、ボールを上手に投げられない子供に対して「もっと肘を上げて上から投げてみよう」なんて指導をするお父さんがとても多いのですが、これ将来の怪我を引き起こす指導ですから。

 

前のページでも書きましたが、昭和の間違った指導を受けていた人は、その間違った指導を現代の子供にもしてしまうのです。だから、いつまでたっても野球少年の怪我が少なくならないのです。

 

 

高価なグローブやカッコいいバットなど必要ありません。
現代の正しい野球理論を学び、正しい基本動作を子供に教えてあげましょう。
子供の体を守れるのは親しかいないのですから。

 

 

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加