軟式野球から硬式野球に進むために必要な3つの準備【怪我予防とレベルアップ】

 

 

準備

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

今回は「軟式野球から硬式野球に進むために必要な準備」について持論を語りたいと思います。

 

 

 

1 硬式ボールに慣れるための準備期間を設ける

 

2 ストレッチを学ぶ・実践し継続する

 

3 デッドボール、自打球対策

 

 

 

小学生時代に軟式野球をしていた子供が中学から硬式野球に進むケースは多いです。
しかし、残念なことに硬式野球を始めてから数か月で怪我をする子供が結構います。
これ、あるあるです。

 

「だから、硬式は危ない・・・」

 

という認識を持たれる方もいるようです。
でも、ちゃんとした準備をしておけば防げる怪我もたくさんあります。

 

そこで、硬式野球に進むにあたり、絶対にしておくべき3つの準備についてお話ししたいと思います。

 

 

1 硬式ボールに慣れるための準備期間を設ける

 

 

@ キャッチボールで慣らす

 

軟式球と硬式球は重さが違います。
これまで軟式野球をしていた子供は硬式球を投げる筋力が十分に備わっていません。
それなのにいきなりチームに入って硬式球をバンバン投げていたら怪我をするリスクが高まります。
なので、硬式野球チームに入る前に、最低1か月は硬式球に慣れる準備をしてください。

 

キャッチボールで十分です。
最初は軽めに30球くらいから。
それでも、すこし張りが出ると思います。
張りが強い日はノースローにして、休み休み、徐々に慣らしていく。
慣れてきたら、少しずつ球数を増やいていく。投げる強度もあげていく。
焦らず。ゆっくりと。

 

そして、最終的には強度強めで80球くらい投げられるようにしておきましょう。
(ちなみに硬式球を使うリトルリーグの1日の球数制限が85球)。
これくらい投げて張りが強く出なければ、硬式球を投げられるだけの筋力がついたと思っていいでしょう。

 

 

A 硬式球以外のボールは投げない

 

硬式球を投げ始めたら、もう違うボールは投げないでください。

 

私の息子の友人が中学で硬式野球チームに入って数か月後に遊びで軟式球を1球だけ思いっきり投げたら、その瞬間に肩を壊したそうです。
硬式球に慣れ始めた体でいきなり重さの違うボールを投げたのが原因でしょう。
軽いボールを投げてもダメなのです。

 

硬式球を投げる体にしたのであれば硬式球だけを投げること。
こんなつまらないことで怪我をするのは本当にもったいない。

 

肩は消耗品です。
大切に扱ってください。

 

 

B 正しいフォームを学ぶ

 

これまで筋力についてお話ししてきましたが、それ以上に大切なのが投球フォームです。
軟式野球あるあるですが、軟式をやっている子はフォームが悪い子が結構多い(ソフトボールをやっている子の方がフォームが良い印象)。

 

典型例が肘下がり≠ニ手投げ

 

悪い投げ方なんですけど、軟式球だと投げれちゃうんですよね。
軽いから。
これで怪我せずずっと続けられる子が多いようです。

 

でも、こんな投げ方で硬式野球を始めたら確実に肘・肩を壊します。
参照→「肘を上げて投げろ!の本当の意味

 

なので、フォームが良くない子は、硬式野球チームに入る前に、一度きちんとした指導を受けるべきです。

 

近年は元プロ野球選手主催の「野球スクール」が各地で開催されています。
そこで短期でもいいので、直接指導をしてもらってフォームを直してもらいましょう。
決して安くはない金額だと思いますが、怪我をしたらさらに高い治療費になるでしょうし、なにより野球少年にとって怪我は悲劇ですから。
今後の野球人生に大きく関わることですから、最初にしっかり準備してください。

 

なお、直接指導を受ける機会がない選手はDVDでもいいので学んでください。
特にピッチャーは。
私の息子に見せて役に立ったものを紹介しておきます。
⇒「エースの方程式」を使った感想

 

 

硬式野球を始めるのであれば、しっかり勉強してください。

 

 

2 ストレッチを学ぶ・実践し継続する

 

 

筋力とフォームの重要性をお話ししてきました。
しかし、それだけでは足りません。

 

そもそも論≠ネのですが、

 

 

@ 筋肉の柔軟性が高い

 

A 各関節の可動域が広い

 

 

この二つの条件を満たしていない選手は、そもそも正しいフォームで投げることはできません。
そして、いくら筋力を強化しても、筋肉が硬かったら怪我します。
だから、大前提としてこの二つの条件を満たすことが必要になるのです。

 

つまり、ストレッチをしろ、という事

 

ストレッチと言っても体育の授業でやるような準備運動ではないですよ?
プロ野球選手がやっているようなメニューをやるべき。
つまり、野球選手に最適化された肉体を手に入れるためのストレッチメニューです。
ストレッチなので子供だってプロと同じようなメニューを実践できます。
できます、というかやるべき。

 

おすすめは高嶋誠氏のストレッチ・トレーニングメニュー「驚異の投手パフォーマンスライン」です。
知らない方もいるでしょうが、高嶋氏は野球界では有名なトレーナーであり、プロ野球のオフシーズンには多くのプロ選手が高嶋氏の下でトレーニングをしています。
例えば、オリックスの山岡泰輔投手、ソフトバンクの高橋礼投手など(NumberWeb)。

 

高嶋氏の理論は難しいです。
DVDを一度や二度視聴してもなかなか理解できません。
でもストレッチ・トレーニングメニュー自体は単純明快なのですぐに実践できます。
メニューを毎日継続していく過程で、少しずつ高嶋氏の理論を理解できるようになってくると思います。

 

まずは実践です。
そして継続。
理解は後からついてきます。

 

なお、広島近郊の選手は高嶋氏のトレーニングジム(Mac’sTrainerRoom)に通えると最高ですね。
最先端のトレーニングをすることができます。
我が息子はとても通える距離ではないので通っていませんが・・・

 

 

3 デッドボール・自打球対策

 

 

最後はデッドボールと自打球への対策です。

 

軟式と違って硬球が体に当たると本当に痛いです。
打席に立てば常に大怪我を負うリスクがあります。
なので事前に体を守る準備をしておくことが必要です。

 

@ エルボーガード

 

頭はチームのヘルメットがあるから良いでしょう。

 

でも、肘は自分で守らなければいけません。
エルボーガードを用意しておきましょう。
有名なメーカーのものであればどれでもいいと思います。

 

例えばこれなど

 

 

 

 

 

バッティングの邪魔になるからつけない!という選手もいますが、
まともに当たったら、最悪骨折ですよ?
ガードをつけても慣れたら普通に打てますから。
潰せるリスクは事前に潰しておきましょう。

 

 

A バッティングレガース

 

自打球対策も必要です。

 

経験者はわかると思いますが・・・
めっちゃ痛いです。
まともに当たったら、その日はまともにプレーできません。
骨折することだってあります。
だから、レガースをつけて打席に立ちましょう。

 

レガースも有名なメーカーのものであればどれでも良いです。

 

 

 

 

 

エルボーガードもバッティングレガースもただ準備するだけです。
それだけで無駄な怪我を防止できます。
ちゃんと準備しましょう。

 

 

 

 

小学生までは野球を楽しむことが大切だと思います。
でも、中学生になれば、特に硬式野球をするのであれば、楽しむだけではいけません。
プレーのレベルも高くなるし、怪我のリスクも高くなります。
上手くなるためには、怪我を避けるためには、どうすればいいのか・・・
勉強してください。勉強したことを実践し継続し、そしてプレーに反映させてください。
それができる選手でなければ、中学硬式野球では勝ち残れません。
負けたくないのであれば、やることやりましょう。

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加