キャッチボールB目的はコントロールをつけること。そのための練習方法とは?
目的意識
こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。
野球DVD教材「野球のススメ」の中で224勝投手である工藤公康氏が解説されているコントロールをつけるためのキャッチボールの方法≠ノついてご紹介します。
キャッチボールの一番の目的はコントロールを身につけることです。
ただ、速い球を投げればいい、遠くに投げればいいというものではありません。
そこで、コントロールをつけるための練習方法を説明します。
短い距離から始める
キャッチボールでは、相手の胸元にボールを投げなければいけません。
全球胸元に投げる、という意識をもってキャッチボールをしないとコントロールは良くならないのです。
しかし、いきなり遠い距離からキャッチボールを始めると、なかなか相手の胸元に投げることはできません。
そこで、キャッチボールを始めるときは、まず自分が相手の胸元にボールをコントロールできる距離から始めます。
人によって、10メートルだったり8メートルだったり、5メートルだったりします。
それぞれの選手のその時のレベルに合わせて、キャッチボールを始める距離を決めます。
例えば、8メートルだったら胸元にボールを投げられるとしましょう。
そこで、まず8メートルから始めて3球続けて胸元にボールを投げることができたとします。
そうしたら、距離を少し伸ばします。
10メートルにしましょうか。
で、こんどはその10メートルの距離でキャッチボールをします。
そして、3球続けて相手の胸元に投げます。
胸元からはずれてしまったら最初からやり直し。
3球続けて胸元にコントロールできたら、さらに距離を伸ばします。
そんな感じで、3球続けて胸元に投げるというルールを決めて、少しずつ距離を伸ばしていく。
このような方法でキャッチボールを続けていけばコントロールは確実に良くなってきます。
なんの目標も持たずに漠然とキャッチボールをしても、あまり効果はでません。
1球1球目的をもって、意味を持たせて練習を続けていきましょう。
⇒「工藤公康の野球のススメ」
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