野球選手の肩関節・肩甲骨周り(インナーマッスル)のトレーニング
うちわ
こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。
野球DVD教材「野球のススメ」の中で224勝投手である工藤公康氏が解説されている肩関節・肩甲骨周り(インナーマッスル)のトレーニング≠ノついてご紹介します。
肩関節・肩甲骨周りの筋肉の強さ・柔軟性は投球という野球の基本動作を安定させるために重要な要素となります。
肩関節・肩甲骨周りのインナーマッスルを鍛えることで、ピッチングのスピード、コントロールともに向上します。
また、肩関節周りの柔軟性を高めることで怪我の防止になります。
そのため、野球選手にとっては肩関節・肩甲骨周りをトレーニングで鍛えることが必要不可欠なのです。
肩関節・肩甲骨周りのトレーニングにはたくさんのメニューがありますが、ここでは小学生でも簡単にできるトレーニングを紹介します。
用意するものはうちわ
うちわを持って、ひじをわき腹にピタリとつけます。
そして、ひじを90度の角度にして構えます。
そのまま、うちわを内側に向けてゆっくりと動かし、そしてまたもとの位置にゆっくりと戻します。
この動作を30回から50回程度おこないます。
これで、肩関節・肩甲骨周りのインナーマッスルを鍛えることができます。
こんな簡単な動作で鍛えられるのか?と思われるかもしれません。
しかし、このトレーニングの目的はあくまでもインナーマッスルを鍛えることにあります。
そして、インナーマッスルを鍛えるためには軽い&演ラをかけることが必要なのです。
大きな負荷をかけてしまうと、周りのアウターマッスルが働いてしまうので、インナーマッスルを鍛えることはできなくなります。
だから、うちわの空気抵抗くらいの軽い負荷をかけるのが丁度いいのです。
なお、このトレーニングを行ううえで注意してほしい点があります。
1 ひじを固定する
まず、ひじの位置を動かしてはいけません。固定したままうちわを動かしてください。
そして、うちわを動かす時は、肩関節だけの動きを使うこと。
手首や体の反動を使ってはいけません。
2 インナーマッスルを意識する
ここで鍛えたい肩周りのインナーマッスルは肩の後ろの部分にあります。大きさはわずか数センチ程度のものです。
この数センチ程度のインナーマッスルを意識してトレーニングをすることが重要です。
なので、うちわを持った手が内側から外側に向かう時に、肩の後ろの筋肉がキュ〜≠チと縮んでいるという意識をもって実施しましょう。
この意識を持つことでトレーニングの効果が高まります。
⇒「工藤公康の野球のススメ」
⇒「工藤公康の野球のススメ」を使った感想
ツイート