工藤公康流カーブの練習方法
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こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。
野球DVD教材「野球のススメ」の中で224勝投手である工藤公康氏が解説されているカーブの練習方法≠ノついてご紹介します。
カーブの握り方
工藤公康流氏のカーブの握り方を紹介します(工藤氏のカーブの握り方はオーソドックスなものです)。
まず、ボールの縫い目に中指をかける。
人差し指は中指の横に添えるだけ。
そして、中指をかけた縫い目の対角線上にある縫い目に親指をかける。
これがカーブの握り方です。
カーブの投げ方
次にカーブの投げ方を説明します。
まず、カーブを投げるときは、必ず手首を立ててください。
手首が寝ていると、ボールの回転が斜めになってしまって落差が小さくなってしまいます。
肘から小指まで真っすぐになるように手首を立てて、縦の回転がかかるように投げましょう。
そして、ボールをリリースする瞬間に中指と親指でボールをはじくようにして強い縦回転をかけます。
いわゆる指パッチン≠するようなイメージです。
この指パッチン≠フ感覚をつかむのは結構難しいです。
練習方法としては、カーブの握り方でボールを持って、指パッチンをしながらボールを真上に上げることを繰り返してみましょう。
ボールを高く上げられるようになれば、この感覚をつかめたことになります。
カーブの腕の振り
そして、これはとても重要なことですが、カーブを投げるときはストレートと同じ腕の軌道で投げてください。
カーブを投げる時とストレートを投げる時とで腕の振りが違えば、バッターに見破られて簡単に打たれてしまいます。これでは試合では使えません。
普段からカーブの練習をするときは、ストレートの腕の振りと同じかどうかを周りの人にチェックしてもらいながら練習しましょう。
カーブのストライクゾーンのイメージ
テレビの野球中継ではストライクゾーンを9分割にした図が映し出されることがあります。
この9分割のストライクゾーンの図は地面に対して垂直に立てられたイメージで描かれています。
そして、ピッチャーもこの9分割のストライクゾーンをイメージして「外角低め」、「内角高め」などと狙いをつけて投げます。
しかし、この図のイメージがしっくりくるのはバッターに対して真っすぐな軌道で向かっていくストレートを投げるときです。
これに対して、カーブは大きな放物線を描きながら上からキャッチャーミットに落ちてくるような軌道の変化球です。
このカーブを投げるときにピッチャーが地面に垂直なストライクゾーンをイメージしていたとすると、うまくコントロールをつけることは難しいでしょう。
なので、カーブを投げるときは、ストライクゾーンの図を斜めにイメージします。
つまり、カーブの軌道に対して垂直になるように、9分割の図を斜めに傾けるのです。
このようなイメージを頭の中で描いてカーブを投げてください。
そうすることでカーブのコントロールは良くなっていきます。
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