ワインドアップ、ノーワインドアップ、セットポジションのメリット・デメリット

 

 

球威と制球

 

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

 

野球教材「野球のススメ」の中で224勝投手である工藤公康氏が解説されているワインドアップ、ノーワインドアップ、セットポジションのメリット・デメリット≠ノついてご紹介します。

 

 

 

 

工藤公康の野球のススメ

 

 

 

 

ピッチャーが投球動作に入る時の構えには3種類あります。

 

 

1 ワインドアップ

 

 

投げる前に大きく振りかぶる構えです。

 

 

 

 

 

 

2 ノーワインドアップ

 

 

振りかぶらない構えです。

 

 

 

 

 

 

 

3 セットポジション

 

 

プレートに軸足を乗せ、他の足を前方に出し、球をからだの前に両手で保持して静止する構えです。

 

 

 

 

 

 

この3つの構えにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
そこを理解したうえで、自分の構えを決めていきましょう。

 

 

 

ワインドアップメリット・デメリット

 

 

ワインドアップ投法は、腕を大きく振りかぶって投げるので、バッターに対して自分の体を大きく見せることができます。
そのことによってバッターに威圧感を与えるというメリットがあります。

 

 

 

 

 

 

 

また、大きく振りかぶることによって、自分自身に対して体を大きく使って投げるという意識付けができます。
そのことで球威が増すというメリットがあります。

 

 

 

 

 

 

しかし、大きく振りかぶると体がぶれやすくなります。
体がぶれてしまうとコントロールが安定しません

 

 

 

 

 

 

 

ノーワインドアップメリット・デメリット

 

 

ワインドアップ投法の場合、振りかぶるのでキャッチャーを見ている目の前を腕が通過します。
つまり、キャッチャーに向けた視線が一旦切れてしまいます。

 

 

 

 

これはコントロールを乱す要因になります。

 

 

 

しかし、ノーワインドアップ投法だと、目線がキャッチャーから切れることがないので、コントロールが安定しやすいというメリットがあります。

 

 

 

 

 

 

一方、ノーワインドアップ投法の場合、体の使い方が小さくなりがちなので、球威が落ちる要因となります。

 

 

 

セットポジションメリット・デメリット

 

 

セットポジションは、最初から軸足をプレートに平行に置くことができるので、体がぶれにくく、コントロールが安定しやすくなります。

 

 

 

 

 

 

また、最初から体が投げる方向に向かって平行になっているので体重移動がスムーズにでき、コントロールが安定する要因となります。

 

 

 

 

 

 

 

一方、セットポジションだと体のひねりが小さいので、球速が遅くなるというデメリットがあります。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

メリット デメリット
ワインドアップ

・バッターに自分を大きく見せることができる
・体を大きく使って投げるという意識付けができる

コントロールが悪くなる要因になる
ノーワインドアップ コントロールが安定しやすい 球速が遅くなる要因となる
セットポジション コントロールが安定しやすい 球速が遅くなる

 

 

 

⇒「工藤公康の野球のススメ

 

⇒「工藤公康の野球のススメ」を使った感想

 

 

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