「工藤公康の野球のススメ」を使った感想・体験談

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

 

 

 

 

 

西武ライオンズ、ダイエーホークスなどで活躍された224勝投手工藤公康氏の野球教材「工藤公康の野球のススメ」を購入しました。

 

 

 

 

 

 

 

この教材は本とDVDで構成されています。

 

「野球のススメ」というタイトルの通り、まだ野球を始めていない少年少女に野球の基礎の基礎を教えて、楽しく野球を始めてもらおうというコンセプトです。

 

 

 

主な内容は以下の通りです。

 

 

  • キャッチボールの仕方
  • ピッチングの基本
  • コントロールの身につけ方
  • 変化球の投げ方
  • おすすめトレーニング

 

 

 

これから野球を始める少年少女を対象とした教材なので、まずはキャッチボールの基本的なやり方から始まります。
そして、工藤公康氏が投手出身ということもあって、キャッチボールの後はピッチャーの基本の基本を解説されています。

 

お気づきの通り、バッティング、守備、走塁についての解説はありません

 

ですが、野球を始めた後どのポジションをするにしても、ボールを投げるという動作は必要となりますので、野球を始める最初の時点でキャッチボールとピッチングの基本を学ぶことはとても重要なことだと思います。

 

 

 

また、この教材の特筆すべき点として、野球選手の基本的なトレーニング・フィジカルケアの解説があります。

 

野球を始めたばかりの子供がトレーニング?と思われるかもしれません。
しかし、工藤公康氏は野球を始めるにあたって、まずは怪我をしないことが重要であると考えておられます。

 

野球選手の怪我といえば肘、肩を痛めること。
そして、肘痛は中学生、肩痛は高校生くらいになって発症するのが大半です。
なので、小学生のうちは肘、肩のケアに関心を持ちづらい傾向があります。

 

しかし、痛みを発症するのが中学生、高校生だとしても、その原因は実は野球を始めてからの継続的な負荷の積み重ねにあります。

 

小学生のころから悪いフォームで投げてきたこと、練習の前後にストレッチ等のケアを怠ってきたことが積み重なって、それが中学生・高校生になった時に痛みとして現れるのです。

 

だからこそ、野球を始めた子供たちが将来そのような怪我で野球を断念するようなことがないように、工藤公康氏はこの教材で怪我をしないためのトレーニングとフィジカルケアの基本について解説されているのです。

 

 

29年間現役投手として長く活躍し224勝もあげた工藤公康氏だからこそ、その言葉には説得力があります。
上記のように、本教材の内容にバッティング、守備、走塁は含まれていませんが、これから野球を始めようという少年少女にはぜひ観てもらいたい教材です。

 

 

 

なお、本教材はあくまでもこれから野球をやってみようという未経験者を対象としています。
すでにチームに入って野球を始めている選手にとっては当たり前のような内容と思われますので、野球をやっている選手には初心者用教材・中上級者教材をお勧めします(→野球DVD教材の比較)。

 

 

 

⇒「工藤公康の野球のススメ公式ページへ

 

 

次ページ以降でこの教材の一部の内容をご紹介しますので興味を持たれた方は読んでみてください。

 

 

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