少年野球の保護者のトラブル予防策A【親の負担は徹底して平等にせよ!】

 

 

平等

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

 

少年野球チームの保護者間のトラブル」でお話ししたように、その1番の被害者は子供です。
だから、絶対に親はトラブルを起こしてはいけません
しかし、少年野球の現場にはトラブルの火種が無数に転がっています。

 

そこで、親のトラブルを予防するために各保護者に心がけて欲しい事を、私テックロが勝手に述べさせていただきます。

 

今回は「親の負担は徹底して平等にせよ!」です。
親の負担が不平等であることは、典型的なトラブルの火種なのです。

 

 

親当番負担の不平等は悪

 

 

親当番ができない家庭はチームから去るべし!」で述べましたように、少年野球チームは指導者と保護者のボランティア活動によって成り立っています。
なので、子供をチームに入れる親は、必ずチームの活動のために裏方の仕事を負担しなければいけません。
いわゆる「親当番」です。
ところが、この「親当番」の負担が平等でないチームが多く存在します。
これは本当に良くない・・・

 

その分、余計に当番を負担している父母がいます。
これは絶対に不満が溜まります。この時点で潜在的にトラブルは生じているのです。
後はいつ表面化するか・・・という状況。

 

選手が多い時代はそれでもよかったのでしょう。
昔の少年野球チームは一学年に20人以上いるくらいが普通でした。
だから、親当番をしない家庭が少しくらいあっても、たいした問題はなかったのでしょう。
おおざっぱな運営でもうまく回っていたのです。

 

しかし、今はチーム全体で十数名というチームがざらにあります。
当然、父母の数も少ない
こんな状況で親当番をする回数が少ない家庭、ほとんど出てこない父母はいたら、大変です。
結局は、チームの活動に熱心な家庭だけが膨大な仕事を引き受けることになります。

 

我が家も、私と妻が親の主要な役割を負担していました。
本当に大変でした。
負担が重すぎて、仕事にも悪影響が出ます。
夫婦喧嘩の原因にもなります。
親当番をしない父母は想像すらしていないのでしょうが、そのしわ寄せを受けている家庭の中は惨状を呈しているのです。

 

だから、これからの少年野球チームは親の負担を厳密に平等にするという運営でいくべきです。
そうしないと、不満がトラブルに発展し、子供に悪影響が及ぶことになりますから。

 

 

柔軟な解決策

 

 

しかし、そうはいっても、土日仕事の親もいるだろうし、現代は共働きの家庭も多いです。
このような家庭はチームに入れないとなると、結局はチームが衰退へと向かっていきます。

 

なので、「親当番」を負担できない家庭はその分「部費」を負担するという形で「平等」を保てばいいと思います。
少年野球チーム親当番の不平等の解決法→金です!!」で説明したやり方です。
これが一番いい解決法だと思います。

 

 

「部費を代わりに払ってもらっても、親当番を余計に負担している状況は変わらないじゃないか・・・」
と言われたらその通りなんですが、それでもその分「部費」の負担が減るのであれば、少しは不満も減るのではないでしょうか?

 

さらには、「部費負担が増えるくらいなら親当番やるか・・・」という家庭も増えるはずです。
本当は親当番できるけど面倒だからテキトーに逃げている父母も一定数いますから。
そのような父母をグランドに引きずり出す効果はあると思います。

 

どうでしょう?
他にもっといい代替案があれば、もちろんそれでも良いのですが・・・
私には思いつきません。

 

 

まあ手段は他のものでも良いです。
とにかく、親の負担の不平等があるのにそれを放置しているという状況は絶対にいけません。
もう昔のやり方は通用しないのです。
トラブルの火種となり、やがては子供が被害者となりますから。

 

 

なので、どんな形でもいいので

 

親の負担は徹底して平等にする

 

そのためのルール作りをしてください。

 

 



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