少年野球ダメ親あるあるE審判が下手な父【ルールくらい勉強しろよ!】
恨まれますよ?
こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。
今回は「審判が下手な父」について語りたいと思います。
子供を少年野球チームに入れると、父は「父当番」を任されます。
その中でも特に重要な役割が「試合の審判」です。
所属するリーグ、チームによると思いますが、たいていは野球経験者でなくとも審判の役割は回ってきます。
そして、これもリーグによりますが、だいたい年に1、2回は新入りのお父さんのために「審判講習会」が開かれます。
この講習会を受けたら審判をする資格が与えられ、公式戦で審判ができるようになるのです。
でもね、講習会を受けただけで卒なく審判をこなせるようになるかといえば、なりませんよ・・・
野球経験者でも審判は難しい
私は野球経験者でしたが、講習会だけでは全然ムリでした。
野球のルールは知ってますよ。そりゃ。プレーヤーとして何度も試合に出てましたから。
でも、プレーヤーの動きと審判の動きは全く違います。
選手としてはあらゆる場面において次に動くべきパターンはすべて頭に入ってますが、審判の動きは全く違いますから。
だから、一から勉強のやり直しです。
「審判マニュアル」のような冊子もいただきましたが、文字と図だけの説明ではなかなか頭に入ってきません。
実戦で何度も経験を積むことが一番の勉強になりますが、審判のための模擬試合などありません。
いきなり公式戦です。
でも、公式戦で「まあ、今日は経験を積むつもりで・・・」なんて甘い考えで審判をしたらとんでもないことになります。
遊びじゃない
そう。
少年野球の試合は遊びじゃないんです。
子供たちは「その試合」のためにたくさんの時間をかけて準備をしてきています。
毎朝走ったり、毎晩素振りしたり、泥だらけになってノックを受けたり・・・
少年野球の試合は真剣勝負≠フ場なのです。
その真剣勝負の場で、すっとぼけたジャッジをしたら、子供たちは怒りますよ。
私自身も小学生の時に審判に向かって「はぁ?タッチしてないやろ!」って文句言ったことがあります。
だって、こっちは必死ですから。
子供だけじゃありません。
監督だって、とぼけたジャッジをする審判には罵声を浴びせますよ。
「今のセーフやろ!どうみても!!」
周りで見てる保護者達からもブーイングです。
まさに四面楚歌・・・
準備不足で審判なんかしたらそうなることはわかってたので勉強しました。
本じゃ頭に入らないので、色々リサーチして評判のいいDVDを買って学びました。
「野球審判マニュアル」ですが、良かったです。
審判の基本的な動き(ほぼ全パターンを網羅)と、少年野球でよくある「ジャッジが難しいパターン」がまとめられていて、これを何度か観たら概ね大丈夫でした。
野球経験者でも審判は難しいので、経験者でない方はなおさらDVDでしっかりと学んで欲しいと思います。
勉強しない父
しかし、中には勉強せずに「審判」をする父がいますね。
「ボランティアでやってるんだから、そこまで要求されても・・・」
なんて言ってる父もいましたが、それホント駄目ですよ。
さっきも言いましたが子供たちは真剣に勝負をしています。
グランドに立つまでに、たくさんの汗と涙を流してきているのです(いや、ほんとに)。
中には、その試合、初めてスタメンで使われた子がいるかもしれません。
何試合も結果が出ず、レギュラーを奪われそうな状況で試合に臨んでいる子がいるかもしれません。
チームの勝利のために、肘が痛いのを隠して投げている子がいるかもしれません。
全ての選手が、文字通り体を張って「1球」のボールに向かっているのです。
そういう状況で、「え、どこに動けばいいんだっけ・・・」なんてすっとぼけた事を審判がやってたら、
そりゃ怒られますよ。
間違ったジャッジで不利な扱いをされた子は、その審判を恨みます。
監督や保護者の中にはマジ切れする人が多いです。
子供と同じ目線で勝利を目指している大人は多くいますからね。
そんな相手に対して「いや・・・ボランティアだから・・・」なんて通用しませんから。
確かにね、「父の審判」はボランティアですよ。
でも、自分の子供を真剣勝負の「少年野球」に入れたわけですよね。
子供に対して「あ、テキトーにやったらいいんじゃない?」なんて言わないですよね。
お金はもらってないですけど、自分の子供に野球をやらせてもらっているのです。
そして、その子は自分ができる限りの努力と準備をして試合に臨んでいるのです。
だったら、その子の親として、きちんと勉強して準備してグランドに立つ責務があるでしょう?
勉強不足の審判を見たら、本当に頭に来ます。
みんなから軽蔑されますよ。
親として、大人として、それはダメです。
ここはホント、ちゃんとやってください。
DVDについて詳細が知りたい方はこちらをご覧ください⇒「野球審判マニュアル」の詳細内容
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