親当番ができない家庭はチームから去るべし!
対価
こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。
今回は少年野球チームで親当番をしない親について持論を語りたいと思います。
少年野球チームはボランティアで成り立っています。
監督もコーチも無報酬で子供たちの指導をしてくださっています。
子供が少年野球チームに入ると親は毎月部費を支払うことになりますが、それはチームが活動するために必要な実費です。
監督やコーチに指導の対価として支払われるわけではありません。
少年野球チームは営利団体ではないのです。
だからこそ、子供の親はチームの活動のために裏方の仕事をしなければいけません。
いわゆる「親当番」です。
父は、練習のお手伝い、道具運び、遠征時の車出し、グランド整備、審判、・・・
母は、お茶出し、弁当注文、アナウンス、グランド確保、当番決め、などなど・・・
親がやるべき仕事はたくさんあります。
監督・コーチがボランティアで子供たちに野球の指導をする。
親はボランティアでチームの活動のための裏方の仕事をする。
このような仕組みで少年野球チームは成り立っているのです。
大抵の少年野球チームは「親の当番表」を作り、子供たちの親全員に当番を割り振ります。
しかし、当番を振られた親全員がきっちりその仕事をしているかといえば、そうではないチームが多いようです。
「仕事が忙しくて・・・」
「小さい子がいて余裕がなくて・・・」
「親の介護をしていて・・・」
などなど、
他の親が承諾せざるを得ないような理由を使って、当番に出る回数が少ない親、あるいはほとんど参加しない親も結構います。
そして、いつもチームの活動に参加している他の親が参加しない親の分まで当番の仕事をしているというのが実情です。
でも、それっておかしくないですか?
野球スクールに子供を入れることと比較してみてください。
スクールの運営はスタッフが全てやってくれるので、親は何もする必要はありません。
でもそれは、親が毎月支払っている高い月謝でスクールのスタッフが働いているからです。
親が対価を支払っているから、その親の子供は指導を受けることができるのです。
「うちは事情があって高い月謝は払えないけど、子供がスクールに通いたいと言っているので、入れてください。わが子の月謝は支払う余裕がある他の親が代わりに支払ってください」
なんてことは言えないはずです。
でも、ボランティアで成り立っている少年野球チームでは、これと同じことを平気でやっている親が結構いるのです。
非常識極まりない
少年野球チームはボランティアで成り立っています。
子供達は監督・コーチのボランティアで野球ができているのです。
だから、子供の親はその対価の支払いとして親当番をする義務があるのです。
なんで、自分の子供が野球をさせてもらうための対価を他の親に支払わせるのですか?
とは言ったものの・・・やっぱり子供がかわいそうですよね。
次のページで解決策を提示します。
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