【お父さん審判はつらいよ】少年野球の審判講習会に参加する際の心得

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つらいよ・・・

 

 

こんにちは。
『テックロ野球研』のテックロです。

 

今回は少年野球の審判講習会に参加する際の心得について語りたいと思います。

 

 

 

予習をしていこう

 

 

子供を少年野球チームに入れると、お父さんたちは「お父さん審判」をしなければいけません。
そして、ほとんどのリーグでは新入りお父さんのために「審判講習会」を開きます。
私の息子が属していたリーグでは2日間かけての講習でした。
丸二日間拘束されましたね。
で、これを受講したら試合で審判をする資格がもらえるわけなのですが・・・

 

 

講習を受けただけで卒なく審判をできるようには、なりませんでした。

 

 

講習では、実戦形式で試合で起こりうるほとんどのケースの審判の動きを教わります。
でも、各パターンを一度だけ。
そりゃそうですよね。
時間の制約がありますから。
一度だけ実践して、一度で覚えろ、という事です。

 

でも、ムリでした・・・。
私は学生時代に野球をやっていたので野球のルールは把握していましたが、しかし選手としての動きと審判の動きは全く違います。

 

ノーアウトランナーなしで打球が左中間を抜けた・・・
球審は・・・1塁審は・・・
では、ノーアウトランナー1、2塁で打球が左中間を抜けた場合は・・・
それぞれの審判はどう動けば・・・

 

 

一度では覚えきれません

 

 

結局、講習会の後、私は審判用のDVDを買って勉強しました。
(「野球審判マニュアル〜正確なジャッジができる4人制の知識と動き方〜」です。評判が良かったのでこれにしましたが、やっぱり良かったです。)

 

準備不足で審判なんかしたら、監督に罵倒され、保護者からブーイングを受け、選手から恨まれることになります。
そうなることはわかっていたので、勉強するしかなかったのです。
で、勉強の甲斐があって、その後試合をぶち壊すような事だけは回避できました。

 

しかし、後から思ったのですが、審判講習を受ける前にDVDで一通り勉強しておくべきでしたね。
というのも、審判の動きを覚えるためには、やっぱり実際に審判として試合を経験して体に動きを叩きこむことが必要だからです。
でも、審判講習の後はいきなり公式戦です。審判のための模擬試合などありません。

 

だから、最初にDVDで知識を一通り頭に入れておいて、審判講習会で実践を経験する、という流れで行くべきだったのです。
そうすれば、もっと楽だったはず。
ホント、後悔しました。
それやっとけば、その後の試合であんなに緊張しなくて良かったのですが・・・

 

 

これから審判講習会を受けるお父さん方。

 

悪いことは言いません。
いきなり審判講習会を受けても全てのパターンを頭に入れることはできませんよ?
なので、予習をしてから審判講習会に参加しましょう。
本番の試合をぶち壊すようなことになったら大変ですから・・・

 

 

 

キレちゃダメ

 

 

リーグによると思いますが・・・・
審判講習会、お父さんたち怒られます

 

 

生徒とは言え、受講生は大の大人ですよ。
指導者たちも、そりゃ教える立場でしょうが、礼儀を尽くして指導したらいいんじゃないですかね。
私たちは反抗期の中学生じゃないんですから。
聞く耳をもって参加しているのです。

 

 

しかし・・・

 

 

 

パワハラのオンパレードでした

 

 

 

いや、参加する前からそんなもんだと聞いていたので、覚悟はしていましたよ。
でもね、やっぱりムカつきますよ。そりゃ。
なんでこの年になってこんな扱い受けなければいけないのかって、ね。

 

 

 

あなたがこれから受ける審判講習でもパワハラあるかも、です。

 

でもね・・・

 

 

キレちゃダメですよ?

 

 

いや、キレそうにはなりますよ。
誰だって。
真面目にやってるのに怒鳴られるんですから。
過去には蹴り≠入れられた人もいたそうです。
過去と言っても数年前ですよ(平成の最後の方)。
信じられない世界ですよね。

 

でもね、キレちゃダメです。
キレたら終わりです。

 

過去にキレて講師を殴ったお父さんがいたそうです。
で、その結果、そのお父さんはチームを退団。もちろん子供も一緒に。

 

 

理不尽でしょ?
子供は何も悪いことしていないのに。

 

 

でも、そうなっちゃうんですよ。

 

 

そういうところに野球界の膿があるんですよね。
少年野球界でも、連盟などの組織はパワハラなんて言葉を知らない世代のおじいちゃんたちが仕切っているので、そうなっちゃうんですよ。
でも、仕方がないじゃないですか?
このような組織の体質を変えようなんて思ったら、組織の中に入って何年も下積みを経験して偉くなってからでないと改革なんてできませんから。
そんな覚悟ないですよね?
だったら、ムカついても「ハイハイ」と受け流して審判資格を取得するしかないのです。
そうしないと、子供が野球を続けることができないんですから。

 

理不尽ですよ。
理不尽ですけどね、仕方ないのです。
全ては子供たちのためですから。

 

我慢しましょう。

 

 

お父さん審判はつらいよ・・・

 

 

⇒「野球審判マニュアル」の詳細内容

 

 

 

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